#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

「余白を大切に」建築家和田優輝さんが語る美又共存同栄ハウス

「美又共存同栄ハウス」で、修繕・改修を担当した和田デザイン事務所の建築家和田優輝さんの建築解説ツアーが行われました。クラウドファンディングの返礼品としてツアーを選んだ方々が東京などから参加しました。

和田さんは早稲田大学大学院を修了、岡山県津山市にIターン、瀬戸内海に浮かぶ豊島で「豊島エスポワールパーク」を手掛けるなど、注目を集めるローカルな建築家です。

和田さんは、地域の方々に農協さんとして愛されていた美又旧美又信用購買販売組合の建物がハウスとして再出発する経緯を「残したいという一人の想いから未来が変わる」と説明。人が増え続けてきた時代から人が減って色々な建物が使われなくなる時代に「建築家である意味を考えている」こと、「余白を活かすことを大切にしている」こと、などを話してくれました。

その後は、建物内を移動しながら修繕・改修のポイントの説明があり、参加者の方からは「大きい柱でびっくり!」「食堂のクリーム色のカウンターが可愛い」などの声がありました。

たくさん写真を撮る方や、質問をする方もおられ、和気藹々とした雰囲気のツアーでした。

次回のハウスでのイベントは7月6日(土)に建物を自由に見学できるオープンハウス、7日(日)午前にローカルスタディ「街歩き(仮)」を実施します。オープンハウスは13時から16時、ローカルスタディは決まり次第お知らせします。皆さんもぜひお越しください!