オープンハウスで知ることができた、皆さんの「美又共存同栄ハウス」でやりたいこと #美又PJ
3月17日から20日まで行われた「美又共存同栄ハウス」(浜田市金城町美又)のオープンハウスが無事に終了しました。前回に引き続き島根県立大学の佐藤小春さんにレポートをお願いしました。
期間中は地元の方のみならず、県外からもたくさんの方にお越し頂きました。オープンハウスでは来ていただいた方に対して、「このハウスで自分がやりたいこと」を聞いていました。皆さんの声は2階「講堂」の黒板にチェキやポストイットと共に貼っています。そこで、今回のレポートでは皆さんが「ハウスでやりたいこと」を紹介していきます。
ハウスには高い天井とカーペットを敷いた「講堂」があります。
「農協さん」時代の面影を残している素敵な場所の一つですが、暖房や冷房といった空調設備がありません。そこで冬は「皆でこたつを持ち寄ってゴロゴロしたい」、「来た人たちで鍋をつつくのも楽しい」と寒い時期ならではの活用法を語っていました。また、近隣に映画館が無いことから「映画上映会をしたい」と話す方や「自分たちで作った映画があるから、ここで上映してみたい」という方もいました。
また、最大で10人が宿泊できる「寝台」があることから「サークルの合宿をしたい」、「林間学校を開催したい」など、大人数でハウスを利用するイベントを企画する人もいました。
他にも「講堂」や「広場」の広さを活用した展示会やマルシェを実施したい方もいました。「改修前と改修後の様子を撮った写真を展示するのも面白そう」という意見や「地元の方と一緒にカラオケ大会」など、十人十色なアイデアが飛び交っていました。初日には殺風景だった黒板も、最終日にはカラフルに生まれ変わりました。
この「共存同栄ハウス」には決まった使い方がなく、利用する人の数だけ「やりたいこと」があります。そうした皆さんの「やりたいこと」をきっかけに、地域の方々と交流を深められたらいいなと思います。