#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

「被災地にメディアを創るプロジェクト」の学生インターン事前ミーティングを行いました

日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、7月23日(月)に「被災地にメディアを創るプロジェクト」の学生インターン事前ミーティングを行いました。
当初、数名の募集を予定していた学生インターンですが、東京の大学を中心に15名の学生が集まりました。京都の大学から参加している学生もいます。そこでプロジェクト開始に備え、詳しい説明と顔合わせを兼ねて事前ミーティングを行いました。

議論は徹底的に、決まれば従うこと
まず、運営代表の藤代からプロジェクトの心構えについて説明がありました。
説明は厳しい言葉から始まりました。

「ここは大学ではない。お客さんとして扱う気はない。メディアに対しては批判もあるが言うだけは簡単。やることがどれだけ大変かを学んでほしい。メディアを立ち上げることは生半可な気持ちではできない」
「議論は徹底的にやってほしい。少しでも疑問に思ったら声をあげてほしい。自分の頭で考えて行動してもらう。決まったら従うこと。後から自分は違う考えだったのにというのはやめてほしい」などどプロジェクトに対する心構えを説明しました。

自分でどんどんやってほしい
インターンは短いので精いっぱいやってほしい。どんどん学生にまかせていくので、手を挙げてほしい。新しいプロジェクトは先が見えない不安なものだと思うが、だからこそ自分で考えて成長できるチャンス。ここに縁あって集まった皆は今日からチーム。お互い助け合って取り組もう。インターンの通してこれからの新しいメディア環境で活躍できる人材になってほしい」と学生にプロジェクトを通して成長してほしいことを伝えました。

次に、学生運営の木村から学生インターンの現地の活動や生活について説明がありました。
大槌へ持っていくものの確認や注意、ボランティア保険や深夜バスの予約、また、学生間のやりとりは主にフェイスブックグループでするといったことの説明がありました。

説明後、学生からは次のような質問が出ました。

  • Q.インターネットや電気は使えるのか A.インターネットはきらり駅まできているが、拠点までは来ていない。準備をしなければいけない。電気は工場で使われているように頑張って引く。
  • Q.8月18日の中間報告、9月29日の報告会はどこでするのか A.東京でする。中間報告については豊洲区民館を予定している。
  • Q.現地での服装は? A.活動しやすい服装であれば良い。被災地なので考慮した服装を。
  • Q.メディアなど詳しくはないが、何か準備する必要があるか。 A.ない。記事執筆などはサポートもする。体調に十分注意して欲しい。

また廃校を利用した宿泊先のきらりベースを利用したことがある学生から「屋内は校内で土があるので、スリッパがあったほうがいいと思います」といったアイデアも出ました。

学生のプロジェクトにかける意気込み
その後、自己紹介を行いました。学生からは、

「今、記事を書いたりすることがあるので、活かしたり伸ばしたりしたい」
「ここでしかできない挑戦をしたい」
ツイッターなどを使って何かできないかなと思っているので、すごく楽しみ」
「来年からメディアで働くので、これからのメディアの在り方を含めながら活動したい」
「ネットとかの知識は、これから学んで、みなさんと一緒に協力してやっていきたい」

などプロジェクトにかける意気込みを話してくれました。
大槌で活動する週ごとにグループで分かれ、各運営委員と顔合わせを行い、具体的な活動について話し合いました。プロジェクト開始に向けて着々と準備が進んでいます。
(学生運営委員 福武亨)

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