#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

JCEJ×GLOCOM「データジャーナリズム実践 データから社会問題を発見する」を開催します

日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、7月28日(土)に、オープンデータの活動に取り組んでいるGLOCOM国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)と、ワークショップ「JCEJ×GLOCOM データジャーナリズム実践 データから社会問題を発見する」を開催します。ワークショップでは、国や自治体のホームページなどに公開されているデータをもとに「社会問題を明らかにすること」に取り組みます。アクセス | 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

JCEJではこれまでデータジャーナリズムをテーマに取り上げ、講義や実践的なワークショップを行ってきました。エデュケーション・フォーラムでは、データ・ジャーナリズムの現在と未来や「コンピュータ援用報道(C.A.R.)の理論と実践について講義とワークショップを実施、その後もGoogleを活用した実践的な手法を学んできました。

データジャーナリズムは、Googleが後押しするデータジャーナリズムアワードに世界中から300以上のプロジェクトが参加したり、アメリカ大統領選を皮切りに米新興メディア・ハフィントンポストが本格的参入、データジャーナリズムハンドブックが作成されるなど、テクノロジー業界を巻き込み、世界各国の報道メディアに急速に浸透しています。

イギリスのガーディアンによる「貧困と暴動の関係を明らかにするプロジェクト」や、アメリカの調査報道NPOマザー・ジョーンズによる「FBIのテロリスト調査方法を明らかにするプロジェクト」など、データジャーナリズムの先進的な取り組み事例も出てきました。

そこで今回は、オープンデータの活動に取り組んでいるGLOCOMと、Open Knowledge Foundation日本グループの協力を得て、より実践的なデータジャーナリズム・ワークショップを開催することとしました。ワークショップでは、国や自治体のホームページなどで公開されているデータを活用して社会問題を発見・報道する「報道プラン」の作成を目指します。

[内容]
■午前の部10時30分から:講義
(講義1) 「オープンデータとは何か」 庄司昌彦国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主任研究員 [20分]
(講義2) 「データジャーナリズムの最新動向」 JCEJ運営委員赤倉 [20分]

■午後の部昼食後18時まで:ワークショップ
・チームに分かれて「報道プラン(テーマ、発表媒体、収集・分析対象のデータ、表現方法)」を作成します。
・最後に「報道プラン」の発表会を行います

[参加対象者]
記者、編集者、アナリスト、エンジニア、研究者など

[会場]
GLOCOM(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)(会場へのアクセスはこちら)

[注意]
初めての試みですので、スケジュール通りに行かない可能性もあります。チーム分けなどは、参加者の皆さんの関心やスキルを見ながら調整しますので希望の通りならないこともあります。

[協力]
Open Knowledge Foundation日本グループ

[定員]
約40名

[参加費]
無料

[申し込み]
Facebookのイベントページで「参加」を押してください

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