#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

ルールの矛盾に直面した「家族」の実像とは 亀松デスクからジャーナリストキャンプ挑戦者へ

全国から集まった参加者と5人のデスクが、異なる立場や組織の枠組みを越えて、意見をぶつけ合いながら、一つの作品を完成させる「ジャーナリストキャンプ」。
今年は6月19日(金)〜21日(日)の日程で、「ジャーナリストキャンプ2015浜松」を開催します。

今回、デスク役を務める亀松太郎さんは、新聞記者やリサーチャー、ネットニュース編集者など、多様なキャリアを歩まれています。
キャンプでの取材テーマとなる「家族」について、どのような切り口で作品にしようと考えているのでしょうか?

Q:亀松さんが「家族」と言うテーマで考えていることは?

▼「ルール」の変化にある背景を見つめる
同性愛者のパートナーシップ証明書を発行する条例(東京都渋谷区)や婚外子の相続分格差を憲法違反とする司法判断(最高裁判所)など、「家族」のあり方をめぐる「ルール」に変化が起きています。
背景には、自分たちが関わる「現実」と社会が定めたルールの矛盾に直面してきた個々の家族の葛藤があるはずですが、その具体的な実像はなかなか伝わってきません。
いまの家族で何が起きているのか、「リアルな姿」を知りたいと思います。

社会が定めたルールと家族の葛藤と言うテーマについて正面から取り組みたい方はもちろん、既存メディアでは伝えられていない問題を取材したい方にとっても、非常に魅力的です。
亀松デスクと一緒に、キャンプで腕を磨きたい挑戦者をお待ちしています。

<プロフィール>
亀松太郎(かめまつ・たろう)
ジャーナリスト、弁護士ドットコムニュース編集長。1970年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒。朝日新聞記者として3年勤務した後、J-CASTニュースなどを経て、2010年に株式会社ドワンゴ入社。ニコニコニュース編集長として、ニュースサイトの運営と報道・言論番組の制作を統括した。2013年から法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」でニュース編集に携わる。2014年から早稲田大学大学院ジャーナリズムコースの非常勤講師を務める。

<関連リンク>
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