#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

学生による写真の撮り方ワークショップを開催します!「NewsLab♡おおつち」日記39日目 

大槌はだいぶ涼しくなってきました。雨もよく降ります。
9月7日は初めて学生によるワークショップを行うことになりました。基本的なカメラの使い方や、ケータイでの写真の撮り方を大槌の方と一緒に勉強します。9月中には計5本のワークショップ実施が決定しました。仮設住宅の集会所や、以前ブログで紹介した森の図書館や大型ショッピングセンター「マスト」などで行います。


(前回のワークショップの様子)

ワークショップの告知のため、仮設住宅や大槌で活動しているNPO法人などを訪ねました。「おおつちさいがいFM」さんを訪問したところ、9月9日にラジオに出演して、告知を行うことになりました!

小鎚第7仮設近くでは「みらい新聞で是非!」と紹介してもらった“まごころ農園”の臼沢さんにお話を伺いました。昨年5月に被災した家の玄関に、どこからか流れ着いた稲があるのを発見したそうです。1回は津波に流された稲が、今では膝上まで育っている姿を見て、「このお米は普通のお米とは違う“復興米”なんだ。この田んぼを広げて、大槌の復興に役立てたいんだ」と力強く語る姿が印象的でした。

浪板観光ホテルで被災当時、従業員として働いていた平野菊枝さんと田中節子さんに取材をしました。震災時は従業員の皆さんが普段から行っていた避難訓練を活かした迅速な対応によって、滞在していた秋田県五城目老人クラブの方々が、全員助かったそうです。お客さんと避難所で生活していた3日間では、寝るスペースも食べ物もお客さんを優先し、少しでも心地よく過ごせるよう気を配ったそうです。
地震が起きて津波も来るかという時に、従業員の皆さんの「お客さんは全員無事に帰さなければならない」という気持ちがすごく伝わってきて、田中さんと平野さんはじめ、従業員の皆さんのプロ意識の高さとその思いに感動しました。
平野さんには、「大槌みらい新聞」のレポーターとして、大槌と五城目をつなぐアンテナショップ「結海(ゆうみ)」のイベントについて、記事を書いていただくことになりました!


まちをコツコツと歩き回ることで日々一歩ずつ前進していると思います!
支援していただいた自転車も大活躍です^^
(学生インターン亀岡 雅俊)

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