大槌みらい新聞では春休みの期間に学生インターンを募集しました。関東や関西から集まった6名が2月中旬から3月下旬にかけて、それぞれ2週間〜1ヶ月間参加し、町民を対象にした写真や動画ワークショップや、写真展の運営、動画での取材などに挑戦しました。
初めて行った動画ワークショップでは、基本的な操作方法を参加者に説明したり、参加者にニュース原稿を読んでもらい、撮影した動画をその場でテレビにつないで鑑賞したりしました。参加者からは「写真は撮ったことあるけれど、動画は撮ったことがない」という不安の声もありましたが、実際にビデオカメラを触って使い方を練習するうちに「簡単だね」と理解してくださった方や、「このビデオカメラいくらするの?」、「買うよ!」と言ってくださる方もいました。
ワークショップに携わった学生は、「地元の方に聞いた津波の様子やその時の体験は、それまでテレビや新聞で見たり聞いたりしたもの以上のリアルさがあり、あの震災は遠い東北で起こったことではなく、ここで起こったことなのだとリアルに感じることができました」、「談話室で私たちが他の土地から大槌にやってきたことを話すと地元の方が『私たちを気にかけてくれてありがたい』と嬉しそうにしてくださったのが印象に残っています」などの感想を残してくれました。
東京会場、横浜会場での写真展にも参加しました!物販や受付、記録などに活躍しました。
写真は取材を受けているところです。写真展は、東京、横浜会場とも非常に盛況で、3月20日に全日程を終了しました。
今回の学生たちは、ワークショップだけでなく、動画での取材にも挑戦しています。
撮影から、編集、ナレーションまでの全てを自分たちでやりました。
以下から作成した動画をご覧いただけます。ぜひご覧ください!
きらり福幸商店街にある「めかぶシフォン」を紹介しています
おらが大槌復興食堂の「おらが丼」を紹介しています
高校生がインドネシアの旅へ出るプロジェクトの事前研修の様子を紹介しています
3月11日、大槌町で行われた追悼式や慰霊の行事の様子を紹介しています
仮設住宅の集会所で行われたカラオケ大会の様子を紹介しています
(「大槌みらい新聞」インターン/JCEJ学生運営委員・木村 愛)
【前回までの報告】
- READYFOR?成立で長期インターンが始まりました
- 全国から50名以上のボランティアが来て下さいました!
- ワークショップに大活躍!大槌出身のスタッフが加わりました
- 町民レポーターが紙面企画に初挑戦!1月号に登場します
- 大槌・東京・横浜で開催する、おばあちゃん達の写真展の準備を進めています!
- 写真展「大槌の宝箱」の東京会場が決定しました!
- 128人の方々に写真展へのご支援をいただきました!
- 「宝物」写真展、大槌会場は盛況でした!
【関連】
- webサイトβ版:大槌みらい新聞
- Facebookページ:NewsLab♡おおつち
- Twitter:@otsuchinews
- 大槌に関する記事はこちら
【支援のお願い】
- パソコンやプリンターインクなど活動に必要な機材等のご支援をお願いしていますAmazonほしいものリスト 大槌町の魅力と情報を全国に発信するために必要なもの。これまでに自転車やコピー用紙、プリンターインクなどのご支援を頂きました。ありがとうございます!