#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

被災体験の取材に同行しました「NewsLab♡おおつち」日記5日目

今日は「NewsLab♡おおつち」開所以来初めての雨が降りました。被災体験者の取材に同行した他、東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターで開かれた子供向けの情報発信教室やおらが大槌復興食堂でのイベントなども学生チームが取材しました。学生チームは與那嶺さんが加わり、5人となりました。

被災体験は、小鎚第16仮設わらびっこ商店街の一角に店を構える「立喰そば大槌」の高橋勝子さん(67)から伺いしました。

一緒に逃げた友人を亡くし「生きていて良かったなんて、思ったことないです」という高橋さん。震災前からそば屋を営んでいたこともあり、前に進もうと昨年12月に再開しました。震災から1年半たった今でも、当時を振り返る高橋さんから聞いたお話は、自分が抱いてきた津波の印象がいかに甘かったかを思い知らされました。

大槌町内の小学生を対象にした「大槌自然の宝ものを発信しよう」というイベントが東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターで行われていました。自分で見つけた景色や音を、ipadで動画を取ったり絵を描いたりしてUSTREAMで発表しています。慣れない機器をつかっての発表だったので、子供達も少し緊張しながらも終始和気あいあいとした雰囲気でした。

夜にはアサヒビール主催で100杯限定ビール一杯100円のイベントがおらが大槌復興食堂で開催されました。雨が降る中多くの方が参加し大変なにぎわいでした。アサヒビール東北統括本部の金子太郎さんは「ビールを通して地域の皆さんを元気にしたい」と話していました。

アンケート取材は在宅被災者や商店街を中心にまわりました。学生チームは雨にも負けず活動しています!
(学生インターン・藤井 栄人)
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