「ジャーナリストキャンプ2011飯南」の最終日。当初の予定では企画発表でしたが、2日目夜のディスカッションに基づいて再取材が必要だと感じた方が取材を開始しました。私は引き続き明知さんに同行しました(参考・ジャーナリストキャンプ2日目、取材に同行しました)
雨が強く降る朝8時。明知さんは昨日の午前中に取材された高齢者の男性のもとへ向かいました。オンデマンドバスについて取材していた明知さんですが、そのなかで出会った男性の人生に強く惹かれたそうです。そこで今までの生きざまをより詳しく伺うことにしたのですが、アポはとってなく不在の可能性もありました。「いてくれ」明知さんは強く小さな声でつぶやいていました。
そんな心配も関係ないほどインタビューはスムーズに行うことができました。男性は在宅しており、快く二度目の取材を引き受けてくれました。
男性は自分の生まれたところから過去を語り始めました。明知さんは年表を作るかのように男性の人生の転機である年をきっちりと押さえていきます。また男性が、兄弟が多いことを語ると明知さんも自分の奥さんの父親は兄弟が多いことを挙げて話しやすいように工夫されていました。男性は自分の物語を聞いてくれることが嬉しいようでした。
私は朝、突然押し掛けたにも関わらず、家の中に挙げてもらえたことに驚きました。明知さんは「自分の話を誰かに聞いてもらいたいのではないか」と話していました。
(早稲田Jスクール 福武 亨)
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