美又共存同栄ハウスで第1回の「ローカルメディアまつり」を行いました
日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、美又共存同栄ハウスで全国各地のローカルメディア実践者が集まる「ローカルメディアまつり」を開催しました。
JCEJではローカルメディアの皆さんとのプロジェクトや「ローカルジャーナリストガイド」の出版に取り組んできました。島根県浜田市に美又共存同栄ハウスを開設したことを機に、各地で奮闘している仲間と活動や悩みを共有し、学び励ましあう場をつくろうと初開催しました。
来場者の方からは「それぞれの一つ一つは小さいけど、お互いが刺激しあい、励まし合う場になってたと思います」との感想をいただきました。小さなスタートですが、みなさんと一緒に育てていきたいと思います。
ハウスは地域の方々が資金を出し合い、美⼜信⽤購買販売組合事務所としてつくられました。 建物の正面にある印象的なマークは、共に豊かになるという理念「共存同栄」です。「共存同栄」の精神を大切に行われた「ローカルメディアまつり」の様子を写真でご紹介します。
会場のセッティングもJCEJの運営委員と出店するローカルメディアの皆さんで一緒に取り組みました。美又まちづくりセンターからお借りした机をみんなで運びます。
出店の場所決めはじゃんけんで。
「ローカルメディアまつり」の当日。来場者との交流が盛り上がりました。
参加ローカルメディアの皆さんは以下の通りです。改めてありがとうございました!
- ドット道東(北海道)https://dotdoto.com/
- 未来の準備室(福島)https://junbishitsu.jp/
- 関西大学総合情報学部岡田朋之研究室
- bankup(鳥取)https://www.bankup.jp/
- あーもんで!(島根)https://heison-nya.com/
- 島根県立大学田中輝美ゼミ
- みんなでつくる中国山地(中国地方)https://cs-editors.site/
- クオリティーズ(九州)https://qualities.jp/
2025年は10月26日(日曜)を予定しています。皆様にお会いできることを楽しみにしています!
「美又共存同栄ハウス」でローカルメディアまつりを行います!
日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)では、全国各地のローカルメディア実践者が集まる「ローカルメディアまつり」を10月6日(日)に開催します!
これまでJCEJは、各地のローカルメディアの皆さんとプロジェクトに取り組んできました。その中で、ローカルメディアは各地に散らばっているから集まりにくい、もっとお互い学び合う場がほしいという声を聞き、いつか実現したいと考えてきました。JCEJが活動拠点として島根県に「美又共存同栄ハウス」を開設したのを機会に実現することになりました。
ハウスは地域の方々が資金を出し合い、美⼜信⽤購買販売組合事務所としてつくられました。「農協さん」の名称で地域の方々に親しまれてきましたが、JAの再編で利用されなくなっていたところをJCEJが取得してリノベーションしました。
建物の正面にある印象的なマークは、共に豊かになるという理念「共存同栄」です。「共存同栄」は地域とともにあるローカルメディアにとっても大切だと考えています。
参加予定は、北海道の道東、福島県白河市、鳥取市、島根県松江市、中国山地、九州を拠点にする6つのローカルメディアと、地域をフィールドに活動している2つの大学の研究室の予定です。
会場は建築当時の様子を2階の「講堂」で、活動紹介のほか、制作物やグッズを展示販売します。普段なかなか会えないローカルメディアの実践者たちに会える貴重な機会です。楽しく交流しながら学び合う場を一緒につくってもらえると嬉しいです。
<日時・参加費>
日時:10月6日(日)9時から15時
内容:活動の紹介、制作物やグッズなどの展示販売
参加費:500円(現地にて現金でお支払い下さい)
建物の収容人数などの都合により事前申し込み制にしています。以下のフォームから申し込みをお願いします。
<参加ローカルメディア>
ドット道東(北海道)https://dotdoto.com/
クオリティーズ(九州)https://qualities.jp/
未来の準備室(福島)https://junbishitsu.jp/
bankup(鳥取)https://www.bankup.jp/
あーもんで!(島根)https://heison-nya.com/
みんなでつくる中国山地(中国地方)https://cs-editors.site/
関西大学総合情報学部岡田朋之研究室
島根県立大学田中輝美ゼミ
オープンハウス、共存同栄の歴史を学ぶ…「美又共存同栄ハウス」8月イベント案内
仲間がいたらコトが起きる「美又共存同栄ハウス」の8月は、3日(土)にオープンハウスBooks&Goods、4日(日)に地域を学ぶローカルスタディを開催します。どのイベントもどなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!
いずれも会場は、美又共存同栄ハウス(島根県浜田市金城町追原215、Googleマップで表示されます)です。駐車場は現地にありますので直接お越しください。
8月3日(土)13:00-16:00オープンハウスBooks&Goods第3回
築87年の建物を一度見学してみたいという声を多くいただくことから、6月から毎月1回、自由に見学可能な日を設けています。コンセプトである仲間と楽しみ、ともに食事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる共存同栄な場所がどのように設計されたか、をガイド役の学生が解説します。
また、学生が建物の歴史を調べたり住民の思いをインタビューしたりしてまとめた冊子や『みんなでつくる中国山地』などの関連の本、そして、手ぬぐいやマグカップ、ポストカードなど、地元の作家やクリエイターと開発した共存同栄グッズも手に取って見ていただけます。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の田中輝美も現地にいます。
事前申込は不要ですのでお気軽にお越しください。
8月4日(日)13:30ローカルスタディ第2回・産業組合の歴史を学ぶ
「共存同栄」の実践の一環として毎月1回、地域を学ぶ企画・ローカルスタディを開催しています。
第2回のゲストは、産業組合の歴史に詳しい中央大学経済学部の田中光准教授。産業組合は協同組合制度の一つで、1900年の法制化から戦間期までの二十年足らずの間に全国的に普及しました。
美又共存同栄ハウスの始まりは、美⼜信⽤購買販売組合という産業組合でした。建物正面に残る「共存同栄」マークも、産業組合時代のものです。そこで産業組合の歴史を学ぼうと、田中先生を講師としてお迎えすることにしました。参加費500円(地元の方は無料)です。こちらも申し込み不要ですので、当日現地(ハウス)にご集合ください。
写真は山本大輔さん撮影
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「美⼜共存同栄ハウス」は、仲間と何かをやってみるための施設です。1937(昭和12)年に地域の⽅々が資⾦や⼟地を出し合い建築した美⼜信⽤購買販売組合事務所(農協さん)を、「仲間と楽しみ、共に⾷事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる」共存同栄な場所を⽬指し、クラウドファンディングによってリノベーションしました。ご予約や詳細はこちらをご覧ください。
ローカルスタディ第1回・上代美帆さんとのまち歩きが美又共存同栄ハウスで開催されました!
「美又共存同栄ハウス」のローカルスタディ第1回が無事に終了しました。レポートは島根県立大学の兒玉由宇さんにお願いしました。
美又共存同栄ハウスでは「共存同栄」の実践の一環として毎月1回、地域を学ぶ企画・ローカルスタディを開催しています。初回のゲストは、建物の絵葉書のイラストを担当した上代美帆さんでした。上代さんは、島根県立大学の卒業生で、在学中からハウスのある金城町の「かなぎシェアハウス」に住み、「金城町の溢れる魅力マップ」を制作したほか、卒業後も定期的に通い続けています。
当日は地元の方からいただいた「しそジュース」片手に始まりました。暑い夏にぴったりです。
まず、上代さんから、美又と関わるきっかけや、美又での人との「つながり」などについて話してもらいました。上代さんが「美又で活動するときは基本いつも1人だったけど、今は美又で学生がこんなにも活動してくれていることに感動」と言っておられたのが印象的でした。
その後はハウスの近くで暮らしておられる地域住民の一人、小西ヒサヨさんと、まち歩きをしました。昔は醤油屋さんや魚屋さんといったお店があったり、酪農もしていたりという紹介や当時の思い出などを聞きながら、みんなでハウスの周りを歩きました。ハウスの歴史については学ぶ機会がたくさんあったのですが、周辺については初めて聞くことが多く、とても面白かったです。
まち歩きの後には、島根県内の高校で地理の教員をしておられる岡田直也さんが「ぶら美又」として、地理の先生ならではの視点から昔の写真や地理院地図の情報などを使って美又のことを話してくれました。美又のことをいろんな角度から学ぶことができて、とても興味深かったです。
次回のローカルスタディは8月4日(日)13:30から「産業組合の歴史と展開」をテーマに行います。ゲストは、産業組合の歴史に詳しい中央大学経済学部の田中光准教授。ハウスの始まりは美⼜信⽤購買販売組合という産業組合で、建物正面に残る「共存同栄」マークも、産業組合時代のものです。参加費は500円(地元の方は無料)です。
また、前日8月3日(土)13:00-16:00には、自由に見学できるオープンハウスBooks&Goods第3回も開催中します(無料)。学生が建物内をガイドするほか、建物の歴史や住民の思いをまとめた冊子、手ぬぐいやマグカップ、ポストカードなど、地元の作家やクリエイターと開発した共存同栄グッズも手に取って見ていただけます。
どちらも申し込みは不要ですので、直接現地にお越しください!
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「美⼜共存同栄ハウス」は、仲間と何かをやってみるための施設です。1937(昭和12)年に地域の⽅々が資⾦や⼟地を出し合い建築した美⼜信⽤購買販売組合事務所(農協さん)を、「仲間と楽しみ、共に⾷事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる」共存同栄な場所を⽬指し、クラウドファンディングによってリノベーションしました。宿泊・イベント利用の予約や詳細はこちらをご確認ください。
オープンハウス、ローカルスタディ、長机づくりなど7月の「美又共存同栄ハウス」イベント案内
仲間がいたらコトが起きる「美又共存同栄ハウス」の7月は、6日(土)にオープンハウスBooks&Goods、7日(日)に地域を学ぶローカルスタディ、20日(土)にないならつくろうワークショップvol.1 長机を開催します。どのイベントもどなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!
いずれも会場は、美又共存同栄ハウス(島根県浜田市金城町追原215、Googleマップで表示されます)です。
7月6日(土)13:00-16:00オープンハウスBooks&Goods第2回
築87年の建物を一度見学してみたいという声を多くいただくことから、6月から毎月1回、自由に見学可能な日を設けています。コンセプトである仲間と楽しみ、ともに食事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる共存同栄な場所がどのように設計されたか、をガイド役の学生が解説します。
また、学生が建物の歴史を調べたり住民の思いをインタビューしたりしてまとめた冊子や『みんなでつくる中国山地』などの関連の本、そして、手ぬぐいやマグカップ、ポストカードなど、地元の作家やクリエイターと開発した共存同栄グッズも手に取って見ていただけます。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の田中輝美も現地にいます。
事前申込は不要ですのでお気軽にお越しください。
7月7日(日)10:00-12:00ローカルスタディ第1回・上代美帆さんとまち歩き
「共存同栄」の実践の一環として毎月1回、地域を学ぶ企画・ローカルスタディを開催します。初回のゲストは、建物の絵葉書のイラストを担当した上代美帆さん。島根県立大学の卒業生で、在学中から金城町にある「かなぎシェアハウス」に住み、「金城町の溢れる魅力マップ」を制作したほか、卒業後も定期的に通い続けています。
上代さんが感じる地域の魅力を話してもらった後、一緒に建物の立っている追原郷(おいばらごう)を地元住民の方に案内してもらいながら歩いて、地域の歴史や文化を一緒に学びたいと思います。お気軽にご参加ください!参加費500円です。こちらも当日現地(ハウス)にご集合ください。
7/20(土)13:00- ないならつくろうワークショップvol.1 長机編 with おおなんDIY木の学校
自宅に眠っていた食器や椅子などたくさん提供していただき運営できている美又共存同栄ハウス。まだどうしても足りないものが長机でした。「長机がない…」と言い続けていたところ!
ハウスのある島根県浜田市のお隣・邑南町にあるDIYリノベーションスクール・おおなんDIY木の学校が「ないならつくろう!」とワークショップを企画してくれました。
木の学校スタッフに教えてもらいながら、みんなで一緒に美又共存同栄ハウスで使う長机をつくろうというイベントです。また、習ったスキルを早速生かして自分の机も作ってみたいという方には、第1部に続いて第2部も用意しています。
希望者はハウスに宿泊も可能です。宿泊者同士の懇親の場もつくりますので、よかったらぜひご宿泊ください(食費は別になります)。
<概要>
7月20日(土)
第1部:13:00-16:00 みんなでハウスの長机をつくろう!
第2部:16:00-19:00 自分の長机をつくろう!<参加費>
第1部のみ:2000円
第1部と第2部:7000円
宿泊費:6000円<定員>
第1部のみ:10人
第2部:5人
宿泊:5人
<注意事項>
・申し込みが必要です。先着順となります
・駐車場は現地で案内します
<申し込み>
「ないならつくろう」というのは、地方、特に過疎地域を楽しむのに大切な心構えだと考えています。「ないならつくろうワークショップ」は今後もシリーズ化したいと思っています。ぜひ自分でつくってみたい、つくることを体験してみたい方は、お気軽にご相談ください!
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「美⼜共存同栄ハウス」は、仲間と何かをやってみるための施設です。1937(昭和12)年に地域の⽅々が資⾦や⼟地を出し合い建築した美⼜信⽤購買販売組合事務所(農協さん)を、「仲間と楽しみ、共に⾷事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる」共存同栄な場所を⽬指し、クラウドファンディングによってリノベーションしました。ご予約や詳細はこちらをご覧ください
「余白を大切に」建築家和田優輝さんが語る美又共存同栄ハウス
「美又共存同栄ハウス」で、修繕・改修を担当した和田デザイン事務所の建築家和田優輝さんの建築解説ツアーが行われました。クラウドファンディングの返礼品としてツアーを選んだ方々が東京などから参加しました。
和田さんは早稲田大学大学院を修了、岡山県津山市にIターン、瀬戸内海に浮かぶ豊島で「豊島エスポワールパーク」を手掛けるなど、注目を集めるローカルな建築家です。
和田さんは、地域の方々に農協さんとして愛されていた美又旧美又信用購買販売組合の建物がハウスとして再出発する経緯を「残したいという一人の想いから未来が変わる」と説明。人が増え続けてきた時代から人が減って色々な建物が使われなくなる時代に「建築家である意味を考えている」こと、「余白を活かすことを大切にしている」こと、などを話してくれました。
その後は、建物内を移動しながら修繕・改修のポイントの説明があり、参加者の方からは「大きい柱でびっくり!」「食堂のクリーム色のカウンターが可愛い」などの声がありました。
たくさん写真を撮る方や、質問をする方もおられ、和気藹々とした雰囲気のツアーでした。
次回のハウスでのイベントは7月6日(土)に建物を自由に見学できるオープンハウス、7日(日)午前にローカルスタディ「街歩き(仮)」を実施します。オープンハウスは13時から16時、ローカルスタディは決まり次第お知らせします。皆さんもぜひお越しください!
美又共存同栄ハウスにイトバナシの「ししゅうと暮らしのお店」ポップアップがやってきます!
東広島市志和町で月に3日間だけオープンする「ししゅうと暮らしのお店」が5月19日(日)に「美又共存同栄ハウス」にやってきます!
「ししゅうと暮らしのお店」は、インドをはじめとした途上国の刺繍をほどこした洋服や小物を扱うお店。エシカルファッションやローカルに根差したものづくりに関心がある方には特にオススメです。
運営しているイトバナシは、ハウスと同じ中国山地で地域の風景を守り、生かす活動をしていることから、今回のご縁がつながりました。
「ししゅうと暮らしのお店」のポップアップは11時から17時まで。丁寧に手作りされたカゴバッグやもんぺ、ハンカチ、靴下など夏に向けたラインナップが登場する予定です。ショップの方は予約不要ですので、お気軽に足を運んでみてください。
当日はそれに加えて、チョコレートづくりとTシャツづくりのワークショップも開催します。なぜチョコレート?と思われたかもしれませんが、イトバナシは、カカオ豆からつくるチョコレートブランド「チョコバナシ」も手がけていることから、その工程を教えてもらいながら実際にカカオ豆からチョコレートを作ることができます。
また、Tシャツは、イトバナシが生産工程で出る端切れを活用したエシカルファッションブランド「HAREGI」を展開していることから、今回のワークショップでも端切れを活用したTシャツを作ることができます。
いずれも自分の手で、世界で一つのものづくりが体験できる貴重な機会です。ワークショップは事前にお申し込みが必要ですので、下記のフォームからお申し込みください。お待ちしています!
駐車場は現地でお伝えしますので、会場にお越しください
<ポップアップ>
11時から17時、申込み不要<ワークショップ>
12時からチョコレートづくり
14時からTシャツづくり料金はTシャツづくり:大人8000円、子供サイズ5000円、定員5人
チョコ作り:2000円、定員12人ワークショップには事前の申し込みが必要です。先着順となっております。以下のフォームからお申し込みください。