日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の活動10周年を記念し、「メディアイノベーターズ 未来を拓くための記録」を発刊しました。2021年の5月から1ヶ月間にわたり開催したリレートークイベント『ジャーナリスト図鑑をつくろう!』を再編集し、メディア激動の10年を実践者として切り拓いてきた25人による「時代の証言」を記録しました。
変化を続ける環境の中で、「仕事にどう向き合えばいいのか」「メディアの世界で活躍するにはどうすればいいのか」「メディアの未来はどうなるのか」「ジャーナリストとはなにか」を、一線で活躍する25人が互いにインタビュアーとしての役割も担う形で、縦横無尽に語り合っています。
「メディアイノベーターズ: 未来を拓くための記録」の目次と証言者は以下の通りです。
- 「プロの素人」たれ 足立義則
- 驚かせるために、驚く 開沼博
- 「組織から個人」は止まらない 亀松太郎
- 誰かを幸せにする仕事 與那覇里子
- 流通と制作を行き来する 三日月儀雄
- 媒体のことまで考えてみる 小野ヒデコ
- 原動力はテクノロジー 藤村厚夫
- ネットで分かるのは8割 岡本真
- 好きな場所から発信する 富谷瑠美
- 論より、ファクト 依光隆明
- データで議論する社会に 矢崎裕一
- 当事者が、権力になった 田村真菜
- 事実で人の好奇心に応える 石戸諭
- 誰もが使命と出会う 寺島英弥
- 続く仕組みをつくりたい 山田雅俊
- 併走しながら撮っていく 岸田浩和
- 記者と働くエンジニア 赤倉優蔵
- ズレを描き、本音を誘発する 清水淳子
- 10年たって言葉にできた 沼能奈津子
- 届けたい人に届いているか 新志有裕
- 取材方法をアップデート 井上直樹
- 時に聴診器、次に拡声器 安田菜津紀
- 会社の外で学べるって大事 耳塚佳代
- 「知ってほしい」を越えてゆけ 田中輝美
- 未来に対して仕事する 藤代裕之
日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、地域発信の教科書「ローカルジャーナリストガイド: 地域で暮らし、地域から発信する人のための教科書」Kindle版も発刊しています。