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日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

『熊本地震 ITで「見る」現場』(西日本新聞 井上直樹、福間慎一) #ジャーナリズムアワード 出展作品04

1月28日(土)に東京・法政大学で行われる「ジャーナリズム・イノベーション・アワード2017」(主催:日本ジャーナリスト教育センター、共催:法政大学社会学研究科)の作品を紹介します。今回は、西日本新聞の井上直樹氏、福間慎一氏による「熊本地震 ITで『見る』現場」です。

出展作品04 『熊本地震 ITで「見る」現場』(西日本新聞 井上直樹、福間慎一)

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<作品概要紹介>

2016年4月に九州で発生した熊本地震の被災地の現状を知る手段の1つとして、スマートフォンや検索ワード、ツイッターなどを活用しました。


(1)「地震8カ月 道路段差の『見える化』」 

スマートフォン内にある加速度センサーとGPSで道路段差を計測する企業と連携し、記者が実際に被災地を走り、地震によって広範囲に道路の凸凹や陥没が残っている状況を取材し、地図を公開しました。


(2)「被災地 関心は『地震速報』」
地震発生直後から約1カ月間を対象に、熊本県内で多かった検索キーワードをヤフーへ取材しました。熊本で連日最も多かった検索は「地震速報」。水→ガス→交通網に関する順で、検索の傾向が移っていました。


(3)地震後の外国人ツイッターを分析
九州を訪れる外国人旅行客は一時激減し、その後回復しましたが、旅行の行き先の変化をツイッターの位置情報やつぶやきの内容から調べました。

 

<作品へのリンク>

熊本地震 ITで「見る」現場

 

<関連リンク>

路面の段差解消 道半ば 地震から8カ月、工事対象2400カ所 国道3号、高森線も広範に

ヤフー・検索ワード分析で裏付け 被災地の関心、時間経過で変遷

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「ジャーナリズム・イノベーション・アワード2017」の作品応募に関しては下記のブログを参考にしてください。

【一般参加者について】一般参加者は、作品展示を見ながら出品者と交流、賞を決定する投票を行うことが出来ます。参加費は1,000円(受付でお支払ください)、学生は無料です。詳しくは下記のブログをごらん下さい。