#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

READYFOR?成立で長期インターンが始まりました「大槌みらい新聞」活動報告1

夏の学生インターンの報告会が終わってから早くも2週間が経ちました。10月1日に、READYFOR?で支援をお願いしていたプロジェクト、津波被害で「沈黙した町」岩手県大槌に地域メディアを創るが無事成立しました。本当にたくさんの方に応援、支援して頂き、ありがとうございました!
目標額を大きく超え196人の方に、約250万円をご支援していただきました。ご支援のおかげで長期インターンとして「大槌みらい新聞」の活動を続けることになりました。よろしくお願いします。

■新拠点になりました!
7月末から約2ヶ月間、「NewsLab♡おおつち」の拠点を置き、学生インターン15名も宿泊させて頂いた大槌北小学校の「きらりベース」が9月末で閉鎖となりました。そのため、大槌町内に築50年の民家を借り(トトロハウスと呼んでいます)拠点の引っ越しを行いました。東京から引っ越しの応援に来ていただき、一部屋だけはオフィスらしくなりました。

押し入れを利用して(!)紙面レイアウトなどを行うデスクトップのマックを設置しました。
かっこいい見た目だし、贅沢をいってはいけませんが、高さが微妙に高く、肩が非常に凝るのが悩みです。

新拠点がある地区には下水管がまだ通っておらず、トイレが汲取式です。このような簡易トイレのご支援をいただき、過ごしやすくなりました。

光回線の工事と、固定電話の支援もしていただきました。これまでは東京とのネット会議が途切れ途切れだったり、写真のアップロードにとてつもない時間がかかったり、Facebookになかなか投稿できなかったりしていたので、とても助かります!

■大槌での活動
現在、Facebookは町民レポーターの方が書いて下さった記事を中心に更新しています。私は、夏休みの間に学生インターンのみなさんが関係をつくってくれた町民レポーターの方や仮設住宅を訪問して、書いて頂いた記事を受け取ったり、お話を聞いて一緒に記事を考えたり、新聞を配布したりしています。もっとたくさんの町民の方々と一緒に新聞がつくっていけるように活動していきます。

学生インターンのみんなが帰ってしまった後、ひとりで新聞2,3面の町民カレンダーの写真を集めるのに苦労しましたが、おばあちゃんが「写真さ撮るよー!ではってー!」と人を集めてくださったり、おじいちゃんが自分の奥さんを連れてきてくれたりと、町民の方々に協力して頂いて今月もカレンダーが完成しました。

第二号の「大槌みらい新聞」には前回よりもたくさんの町民の方からの記事を掲載しました。15日に発行し、後日ウェブサイトにもPDFをアップする予定なので、ぜひご覧ください。

そして、カメラと印刷用紙のご支援が届きました。引き続きご支援いただき、本当にありがとうございます。
東京にいるメンバーとの連携やサポートがありますが、現地は2人という新体制になったこと、拠点を新しく借りることになり、負担が増えたこともあり、活動を継続していくにはもっともっと努力や工夫が必要です。
協力してくださったり、新聞を楽しみにしてくれている大槌の方々や、応援・ご支援いただいている全国の方々の想いに応えられるよう、私たちも、もっと努力を続けていきます。これからもよろしくお願いいたします。

(大槌みらい新聞インターン/JCEJ学生運営委員・木村 愛)

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