大槌みらい新聞の創刊を間近に控えて、今日は寄付金や支援物資が続々と届きました。何もないところから始めて、ようやく創刊というスタートラインにたどりつけたのは、みなさんの支援のおかげです。本当にありがとうございました!
須山敦行さんからは42万円もの寄付金を頂きました。
須山さんは8月に東京の東久留米市で開かれた「風景スケッチ展」で「東北被災地支援」の募金箱を設け、そのときに寄せられたカンパの全額を今回、大槌みらい新聞の活動資金として寄付してくださいました。活動資金に充てさせていただきます。ありがとうございました!
また、提供していただいたプリンターインクが「NewsLab♡おおつち」に到着しました!
日頃から私たちは本当に必要なときにしかプリンターを使用しないよう心がけていますが、ワークショップのチラシ作成を行う機会が多いため、少なくない量のインクを消費してしまいます。今回のように、心優しいご支援をいただくことは今後の活動の励みになります。ありがとうございました!引き続き、Amazonのほしいものリストでの物資支援やREADYFOR?で活動資金を募っていますので、何とぞよろしくお願いします!
【支援のお願い】
- 津波被害で「沈黙した町」岩手県大槌に地域メディアを創る-READYFOR?
- パソコンやプリンターインクなど活動に必要な機材等のご支援をお願いしていますAmazonほしいものリスト 大槌町の魅力と情報を全国に発信するために必要なもの。これまでに自転車やコピー用紙、プリンターインクなどのご支援を頂きました。ありがとうございます!
今日の活動としては、町民の方の津波体験を取材する社会人の小泉記者に同行しました。旧町役場近くの被災現場まで出向き、インタビューをしました。
津波体験の取材は決して容易ではありません。インタビューの仕方によっては、被災者の方を不快な気持ちにさせてしまいます。そんな難しい取材を小泉記者はスムーズに行なっていました。最初は季節の話題から入り、自然な流れのまま、震災当時の様子を引き出していきます。
ここまで津波がきて、あそこまで逃げて―。
決して思い出したくはない場面を回想する町民の方の表情は穏やかなままです。インタビュー後の何気ない会話では少し笑みもこぼれ、気持ち良い形で取材を終えたように見えました。小泉記者からは「もう一度お話をしてもらえるような会話をすることが大切」と教えていただきました。
(学生インターン・渡辺 大洋)
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