クラウドファンディングサービスのREADYFOR?を利用して活動資金の支援をお願いしていましたが、本日、目標の150万円に達しました!たくさんのご協力をいただき、本当にありがとうございました。プロジェクトが始まってから1ヶ月が経ちました。今後の拠点も定まっていない中、相変わらず町中を自転車で駆け回る日々ですが、これからも大槌の方々と一緒に情報を発信していきます!
今日は、12月の営業再開に向けて建設中の小川旅館の若女将の方にお話を伺いにいきました。町の中心部にあった小川旅館は被災しましたが、幕末から営業を続けてきた伝統を守るため、再オープンに向けて奮闘してきました。新しい旅館は出会いの場になるようにという意味を込めて、「絆館」という名前がついています。宿泊の予約も12月頃から受け付ける予定だそうです!
小鎚の仮設集会所では、大槌町名物「かねなり団子」作りに参加しました。作っていた81歳のおばあちゃんの話では、「かねなり」という名前は小判のような形から名付けられ、かつて南部藩の産業面で大きな功績を残した商人、前川善兵衛に由来するそうです。味付けの決め手は、お隣釜石市にある藤勇醸造株式会社の「藤勇醤油」。大槌町の台所には欠かせないこの醤油を使ったタレは、さっぱりとした甘さで、大きな団子でも沢山食べてしまう程、美味しかったです。
また、おらが夢広場復興食堂の「町方ドームハウス」が今日オープンしました。町民の方が集い、震災後に失われてしまったコミュニティを取り戻すようなサロンの役割を担っていくそうです。
大槌第12仮設にお住まいの方にカレイの煮付けと夕顔の煮付けを頂いたのでみんなで食べました。「せっかく海の近くにきてるんだから美味しい魚食べなさい」と言ってわざわざ作っていただきました。手作りの味はやっぱり最高です!残さず食べ切りました。大槌に来てから毎日町民の方々にも応援していただいています。レポーターとして紙面づくりに関わってくれる方も少しずつ増えてきました。
(学生インターン・倉田 匠)
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