昨日に引き続き、吉里吉里地区で行われている天照御祖神社の祭典の神幸祭の取材に行って来ました。被災地であることを再認識させる様々な風景に出会い、その姿を撮影してきました。
昨年は震災の影響で神輿の行列は中止されましたが、今年は津波の被害を直接受けた地域のみを回るという形で実施されました。行列は神社を出発し、吉里吉里海岸にて震災被害者の慰霊と鎮魂のため大祓い・清め祓いを斎行した後、お囃子とともに被災地区を練り歩きました。
沿道でカメラを構えていると、「この(建物の基礎がひろがる)景色とこの神輿は今年で最初で最後かもしれない。この対比がなんとも言えないからしっかり写真に収めておくといいよ」と話しかけてくださる町民の方もいらっしゃり、特別な年であることを再認識しました。
海に向かって祈願するのも震災で亡くなった方への供養のためで、今年が初めてだそうです。
安渡地区では、しそジュース作りが得意のおばあちゃん(74)が、ご自身で材料などを撮影してくれました!「写真はあまりわからないのよ」と話しながらも、カメラをお渡しするとアングルなどにこだわって撮影していらっしゃいました。少しずつ町民の方を巻き込んで、一緒に新聞を作って頂けるよう、これからも地道にお声かけしていきます!
(学生インターン・倉田 匠、三浦 義多佳)
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