大槌町小鎚の町勤労青少年体育センターで、被災地支援の一環として、Jリーグ・浦和レッズの普及グループ「ハートフルクラブ」によるサッカー教室が開かれました。震災後、サッカー場がなくなったため、体育館での教室となりましたが、子どもたちは大人以上に元気にかけまわっていました。震災後合同開催となった大槌町の4つの小学校(大槌・大槌北・安渡・赤浜)の始業式と、仮設住宅の集会所で活動するママサークルの交流会も取材しました。
震災後に「ハートフルクラブ」が大槌を訪問するのは昨年7月、今年3月に続いて3回目です。この日午前には大槌保育園も訪問しました。今日には大槌FC少年団(平舘眞監督)の子どもたち約40人が参加しました。
日本サッカー殿堂入りしている落合弘さんらコーチ陣6人が、サッカーの楽しさや思いやりの大切さを教えていました。
落合さんは「最後まで一生懸命やってサッカーを楽しもう」と呼び掛け、ゲームで子どもたちは体育館中を駆け回っていました。
始業式では、新しく5人の仲間を迎えた438名の子ども達が友達と元気に話をしていました。
式では、今年度から再開された大槌町水泳記録会に出場した児童が、校長先生から表彰されていました。校長先生は「昨年度中止になった水泳大会が、また再開できるようになったことに感謝を忘れずに」と話していました。もともとは違う学校に通っていた子ども達ですが、大会に出場した仲間を協力して応援するくらい、今では仲良く遊んだり授業を受けたりしているようです。今後も、ロードレースや学習発表会など沢山のイベントがあるようです。
小鎚第5仮設団地集会所では「おおつちママサークル ひだまり」の交流会があり、おもちゃが沢山のキッズルームで、ママさんたちがケーキやお茶を食べながら談笑していました。代表の1人である臼澤加奈恵さんは「昨年の10月に団体を立ち上げて活動していくうちに、ママ友が増え、子どもを遊ばせる場所もできました」と話してくださいました。
いつも沢山のお母さんや赤ちゃんで沢山の「ひだまり」は、毎週火曜日の交流会の他にも、ヨガ教室やパン教室などのイベントも開催しています。
今日から新たに女子2名が加わり、NewsLabもさらに元気に明るくなりました!本日から民放テレビ局が取材に来ており、初めは少し緊張しましたが、小学校や仮設住宅を自転車で駆け巡っているうちに、すっかりテレビの存在を忘れる程集中していました!自転車での仮設住宅巡りの筋肉痛に負けず、明日も大槌町を新たに開拓して参ります!!
(学生インターン・宮城 陽奈子)
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