「大槌みらい新聞」を一緒に作ってくださる町民のレポーターを募集するため、安渡地区の仮設住宅で呼びかけてきました。
偶然出会ったおばあちゃんにも協力をお願いしました。郷土料理について教えていただけることになったので、このブログでもお伝えします。
日焼けしてしまうほど日差しが強く、とても暑かったのですが、おばあちゃんに手作りの冷たい「しそジュース」をいただきました。酸味の効いた味が爽やかで、一気に暑さも吹き飛びました!しそを切って洗って煮詰め、お酢を加えてしそを取り出し、砂糖とハチミツを加えてこせば完成だそうです。健康にも非常に良いようで、おばあちゃんはとても元気にお話しされていました。
午後は花巻市内で開かれた「大槌町町づくりシンポジウム」の取材に向かいました。
避難している町民や同市内のボランティアら約80人が参加しており、ドキュメンタリー映画監督の澄川嘉彦さん、一般社団法人「おらが大槌夢広場」代表の阿部敬一さん、町長の碇川豊さんが復興の現場からの報告を行いました。
復興計画については、碇川町長と町民との間でかなり活発な意見交換が行われ、予定より1時間シンポジウムの終了が遅れました。復興を進めたい気持ちはみな一緒だけれども、意見は様々です。そう簡単には進まないんだなということを実感しました。
中央公民館では関西大学と大槌町が連携して、iPhoneアプリを開発する講習会を行っていました。大槌町の人材を育成して、自立的な復興につなげるプロジェクトの一環で、今日がそのスタートです。6人が参加していました。
プロジェクトを運営する社団法人「KAI OTSUCHI」理事長の鷲見英利さんには、人口流出が深刻な中で、若い人たちに戻って来てほしい、町全体が盛り上がってほしいという思いがあり、「大槌から世界へ通用する人材を育成したい」と熱く語っていました。
「大槌みらい新聞とコラボしてはどうか」という話もいただきました。お互いに連携していければと思います。
今日から2日間、学生インターンは男二人です。多少寂しさはありますが、明日も積極的に取材へ出向いていきたいと思います。
(学生インターン・堀川 雄太郎)
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