#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

ついに「大槌みらい新聞」創刊準備号を配りました!「NewsLab♡おおつち」日記17日目

8月15日は、「大槌みらい新聞」をみなさまに初めてお届けできる記念日でした!ずっとこの日に向けて準備をしてきました。午前11時には「大槌みらい新聞」のwebサイトβ版を公開し、夕方には東京で印刷した新聞が大槌に到着。さっそく町民の方に配布し始めました!新聞を手渡した時には、「読む読む!」「地域の情報がわからなかったので寂しかった。期待している」などの声をいただきました。

7月末から2週間活動を続けてきたことのひとつの成果となります。
全国の人に向けてwebサイトβ版を公開し、町民の方には、紙の創刊準備号を夕方から配布しました。

webサイトには紙面に掲載した大槌高3年の金野利也さんの取材記事の他に被災体験取材の記事も掲載されています。写真アルバム、大槌イベント情報、新聞アーカイブなど随時更新していく予定です。

紙面は表面が甲子園の始球式の捕手を務めた大槌高3年の金野利也さんの取材記事、大槌町役場の新設の記事、裏面には町民の方が自らイベント紹介ができる大槌町民カレンダーが掲載されています。このカレンダーは「知っている人が載っている」と町民の方に好評でした。さらに、一緒に紙面をつくっていく町民記者も募集しています。
紙面は「大槌みらい新聞」webサイトβ版からもダウンロードできるので、ぜひご覧ください!

今日は福幸きらり商店街、大型スーパー「マスト」、おおつちさいがいエフエム、おらが復興食堂に配布をしました。明日からは取材や大槌町民カレンダーにご協力してくださった皆さん、各仮設地域、町役場、公民館など一人でも多くの町民の方々に新聞を届けたいと思います。

大槌にいる私たちだけでなく、東京のメンバーも一緒になってウェブや紙面の制作に取り組んできました。何よりも、大槌町の方々の協力と、みなさまの支援がなければ成り立ちませんでした。本当にありがとうございます。これから、もっともっと情報をお届けします。
支援はREADY FOR?(津波被害で「沈黙した町」岩手県大槌に地域メディアを創る)で引き続き受け付けています。支援してくださった方には、紙の新聞もお届けしますので、ぜひチェックしてみてください。

今日の大槌の様子ですが、吉里吉里では吉祥寺で鎮魂・御霊祭りが行われました。大槌名物の鹿子踊(ししおどり)を見に各地から人が集まってきていて、境内は終始賑やかでした。
津波の影響で鹿子踊に必要な道具が流されてしまったそうですが、全国各地からの資金、物資提供のおかげで再び鹿子踊を踊ることができるようになりました。炎天下の中悠々と鹿子たちが舞う姿は圧巻でした!

(学生インターン:荻野 由紀子)

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