#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalist)の活動を紹介しています!

偽ニュース調査ガイド「A Field Guide to Fake News」の邦訳を進めています

日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、欧米の研究者らが作成したフェイクニュース調査のガイド「A Field Guide to "Fake News" and Other Information Disorder」の邦訳を進めています!国内でも報道機関やジャーナリスト、研究者などに広く活用してもらえるよう、今春の日本語版公開を目指します。

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ガイドは、欧州のリサーチ機関「パブリック・データ・ラボ」が、米非営利団体ファースト・ドラフト」の支援を受けて作成。英語版は1月にインターネット上で無料で公開されました。

全部で5章あり、偽ニュースの出どころやフェイスブックでの拡散経路を追跡する方法や、ツイッター上で「荒らし」を行うアカウントの特定、ミーム(ネット上で広まるうわさ)の調査方法などが、料理本の「レシピ」のような形で図解とともに紹介されています。偽ニュースが問題となった2016年の米大統領選や、2017年の欧州選挙に基づく事例を踏まえた、実践的な内容になっています。

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邦訳は、JCEJが新聞記者や研究者、エンジニアらとともに立ち上げた「フェイクニュース研究会」の仲間のサポートで進めています。2月3日(土)には、メンバーが担当部分の邦訳を持ち寄り、ブラッシュアップのミーティングを行いました。プロジェクト資金は、クラウドファンディングで多くの方にご支援いただきました。

国内では、フェイクニュースを取り巻く環境が海外と異なることも予想されます。将来的にはガイドを活用し、日本の状況に合った手法や、国内で使えるデジタルツールについても調査を進めて行きたいと思います。

邦訳プロジェクトについては、ファースト・ドラフトの記事でも紹介されていますのでご覧ください(英語記事)。

firstdraftnews.org