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#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の活動を紹介しています!

家族と「外部」の関係から社会のリアルに迫りたい 開沼デスクからジャーナリストキャンプ挑戦者へ

全国から集まった参加者と5人のデスクが、異なる立場や組織の枠組みを越えて、意見をぶつけ合いながら、一つの作品を完成させる「ジャーナリストキャンプ」。
今年は6月19日(金)〜21日(日)の日程で、「ジャーナリストキャンプ2015浜松」を開催します。

今回デスク役を務める開沼博さんは、社会学者として福島や原発の問題を研究しながら、社会の周辺で生きる人々の姿もルポとして描いてきました。今年で3年連続のデスクを務める開沼さん。
キャンプでの取材テーマとなる「家族」について、どのような切り口で作品にしようと考えているのでしょうか?

Q:開沼さんが「家族」と言うテーマで考えていることは?

▼家族と「その外部」との関係性とは
社会学者の磯村栄一は、都市空間を三つに分けて整理します。住居や家庭のような生活空間を第一空間、職場・学校のような生産空間を第二空間、余暇を過ごす繁華街のような大衆空間を第三空間と呼びます。
この区分でいけば、家族は生活の基盤となる「第一空間」に足場を持つものですが、言うまでもなく、それは外部にある「仕事≒第二空間」「遊び≒第三空間」から切り離されては存在しえません。家族とその外部との相互作用、外部からは見えにくい家族のあり様を通して、社会のリアリティに迫りたいと思います。

家族とそれを取り巻く環境との関係性を取材したい方や、開沼さんの社会学的視点を学ぶことによって、キャンプで腕を磨きたいと考えている挑戦者のご応募をお待ちしています。

<プロフィール>
開沼博(かいぬま・ひろし)
福島大学特任研究員。1984年生まれ、福島県出身東京大学大学院学際情報学府修士課程修了後、同博士課程在籍。復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員。著書「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」が2011年、毎日出版文化賞を受賞。その他著書に『はじめての福島学』『漂白される社会』『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』など。

<関連リンク>
「ジャーナリストキャンプ2015浜松」詳細はこちら!!