#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalists)の活動を紹介しています!

異業種チームでデータからニュースをあぶり出せ  データジャーナリズム・キャンプ2013参加者募集

日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は11月30日〜12月1日、異業種チームでデータジャーナリズムに挑戦する「データジャーナリズム・キャンプ&アワード 2013」を開催します。ジャーナリストの他、エンジニア、デザイナー、アナリストを募集。チームごとにデータを活用して新しいニュース作りに挑む実践的な取り組みでスキルを磨き、優秀なプロジェクトを表彰する12月27日のアワードに向け作品を仕上げます。各業界の一線で活躍する豪華ゲスト陣の講義からスキルを学べるほか、普段あまり交流することがない異業種間で1つの作品を創り上げ、ネットワークを広げるまたとない機会です。挑戦をお待ちしています。

※募集は終了致しました※



                     
データジャーナリズムとは?
データ分析から新たなファクトを発掘し、グラフィックやアニメーションなどの技術を駆使してニュースを可視化する「データジャーナリズム」。今注目を集めているこの手法は調査報道の在り方を大きく変貌させ、データジャーナリズム先進国の欧米では斬新でユニークかつ、人々の生活や政府の方針にも影響を与えるような報道プロジェクトが生まれています。米国民の5割以上が汚染された水を利用していることをつかみ、飲料水に含まれる化学物質の規制強化にもつながったNew York TimesToxic Waters(汚染水域)シリーズや、ブルームバーグ市長の任期中にニューヨーク市内がどう変遷したかを見事なグラフィックで表現したReshaping New Yorkなどはその一例です。
データ、ニュースと聞くと、記者が1人でパソコンとにらめっこ・・・という図を思い浮かべる方も多いかも知れませんが、データージャーナリズムを実践する上では多分野の技術が不可欠であり、互いにスキルを持ち寄り「チーム」で協力して取り組むことが求められます。

あなたのスキルがニュースと読者を新しい視点でつなぎ、社会にインパクトを与えるきっかけになるかも知れません。ご応募をお待ちしています。

データジャーナリズム・キャンプ&アワード2013 募集概要>
【開催日時】
キャンプ:2013年11月30日(土)〜12月1日(日)
アワード:2013年12月27日(金)
【会場】
国際大学GLOCOM(アクセス)
【講師】
ジャーナリスト:水島宏明氏(法政大学教授、ジャーナリスト)
エンジニア:吉岡弘隆氏(ハッカー楽天技術理事)
アナリスト:萩原雅之氏(トランスコスモス・アナリティクス副社長)
デザイナー:櫻田潤氏(ビジュアルシンキング運営、『たのしいインフォグラフィック入門』著者)
【募集人数】
ジャーナリスト、エンジニア、アナリスト、デザイナー各10名(選考があります)
【募集期間】
11月1日〜11月15日(5日までにご応募いただいた方には早割価格が適用されます)
【参加費】
一般12,000円 / 早割10,000円(宿泊、食事別)
【応募要件】
原則、応募職種のキャリアを3年以上有する社会人、もしくは博士課程在学中の学生
【注意事項】
・JCEJがスキルやテーマを基に選考を行い、チームを割り振ります。選考や配属に関する理由の開示は行いません。メールやソーシャルメディアを利用した情報共有を予定しています。
・キャンプ1日目は夜遅くまで議論が行われることがあります。
・キャンプ終了後は約1カ月かけ、チームで作品を制作します。
・チームで取り組むため、選考を通った後のキャンセルはご遠慮下さい。
【主催】日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)
【共催】国際大学GLOCOM 社会イノベーションラボ
【メディアサポーター】The Huffington Post
【サポーター】東洋美術学校、クラウドワークス
【お問い合わせ】jcejinfo@gmail.com
【申し込み、プログラム詳細】 特設サイトでご確認ください。

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