■READYFOR?でご支援を募集しています!
大槌みらい新聞では大槌と東京、横浜で写真展を開催します。写真展名は「大槌宝箱」。
大槌の方々が震災後に気付いた大切なものや場所、人などを撮影した「わたしの宝物」を集めた写真展です。
写真展の開催にあたって、READYFOR?(おばあちゃん達の「宝物」を集めた写真展「大槌の宝箱」を開催)というサービスを使って資金を集めています。
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大槌みらい新聞を立ち上げる際にもREADYFOR?(津波被害で「沈黙した町」岩手県大槌に地域メディアを創る)でご支援をお願いし、ここまで活動を続けてくることができました。新聞をつくったり、写真のワークショップの活動を続ける中で出会ってきた参加者のおじいちゃん、おばあちゃんの「写真展をやりたい!」という声を実現したいと思っています。
みなさまのご支援のおかげで、既に目標金額が100%に達していますが、引き続き、募集しています。なるべくたくさんの方に知ってもらい、関わって頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
大槌では3月1〜5日にショッピングセンターマストで開催します。3月中に東京、横浜でも開催予定です!会場や日時が正式に決定次第お知らせしますので、ぜひご来場ください!
■情報発信のワークショップを行っています!
大槌みらい新聞は、町民の方に情報発信のやり方を学んでいただくワークショップを開催してきました。昨年7月30日に拠点を開設してから今年1月29日までに行ってきたワークショップは計55回になり、のべ297人に参加していただきました。
仮設住宅の集会所や大槌みらい新聞の拠点、おらが大槌さんの町方ドームなどをお借りし、初心者を対象としたカメラの使い方講座や文章講座などを開き、さらに「写真をもっとうまく撮れるようになりたい」という方や「一眼レフカメラを使ってみたい」という方に向けて一歩進んだ「一眼レフ講座」などもはじめました。
町中にあるカレー屋「どんりゅう庵」では、地元の写真店、オガサワラ写真の袰岩さんを講師にお招きし、写真や編集ソフトの使い方を学ぶワークショップを行いました。(こちらで紹介していただいています)
■吹雪の中で朝日を撮影しました!
年末に町民レポーターのみなさんと大槌の町が見渡せる城山展望台に登り、「朝日撮影ワークショップ」も行いました。
写真を撮るのが好きなレポーターの方々と、天気予報を見て急遽開催することになりましたが、当日は見事に吹雪いている中での撮影会になりました。カメラの設定や撮影方法などのアドバイスを松本さんから受けて撮影したり、魚眼レンズで遊んだりと、賑やかな撮影会になりました!
前回町民レポーターのみなさんと行った企画会議(こちらの記事で紹介しています)で出た「大槌の町を記録していきたい」というアイデアを受けて、この城山展望台からの景色を定点観測していくことが決まりました。実際にあらためて目の前にすると言葉を失ってしまいます。定点観測写真は大槌みらい新聞の1月号(紙面PDFはこちら)で掲載しています。ぜひご覧ください。
■新しい仲間が増えました!
また、釜石在住の土橋詩歩さん、加賀研司さんという新たな仲間を迎えました。
土橋さんは震災後から写真を撮り始め、熱心に写真の練習をされている方です。趣味の写真を活かして、写真ワークショップなどを中心に大槌みらい新聞の活動をお手伝いしてくださっています!
加賀さんは大槌で活動中のワーカーズコープという団体で広報誌を作成したことをきっかけに新聞づくりや情報発信について勉強したい、と大槌みらい新聞の活動に参加してくださるようになりました。取材やワークショップに活躍してくださっています。
こうして新しい仲間が増えていくと、とても嬉しいです!大槌みらい新聞は、町内だけでなく、全国からも様々な方に関わっていただきながら活動を続けています。
(「大槌みらい新聞」インターン/JCEJ学生運営委員・木村 愛)
【前回までの報告】
- READYFOR?成立で長期インターンが始まりました
- 全国から50名以上のボランティアが来て下さいました!
- ワークショップに大活躍!大槌出身のスタッフが加わりました
- 町民レポーターが紙面企画に初挑戦!1月号に登場します
【関連】
- webサイトβ版:大槌みらい新聞
- Facebookページ:NewsLab♡おおつち
- Twitter:@otsuchinews
- 大槌に関する記事はこちら
【支援のお願い】
- パソコンやプリンターインクなど活動に必要な機材等のご支援をお願いしていますAmazonほしいものリスト 大槌町の魅力と情報を全国に発信するために必要なもの。これまでに自転車やコピー用紙、プリンターインクなどのご支援を頂きました。ありがとうございます!