今朝大槌町に着いた学生インターンの倉田です。ちょっと緊張しています。吉里吉里地区や小鎚地区で引き続き、「大槌みらい新聞」のレポーター探しを行うとともに、吉里吉里地区で行われた宵宮に参加しました。
吉里吉里地区で見たのは、天照御祖神社例大祭(吉里吉里祭り)の宵宮です!
神社の境内では、近松門左衛門の人形浄瑠璃「国性爺合戦」をアレンジした虎舞である「吉里吉里虎舞」が披露され、虎退治役である和藤内と暴れまわる虎の対決を模した、躍動感あふれる舞に多くの人が見入っていました。和藤内の役を小学6年の時から演じている吉里吉里中学校3年の大森裕介くんは「夏の間ずっと練習していました。地域の盛り上がりに貢献できたので、よかったです」と話してくれました。
吉里吉里祭りは明日26日に本祭が行われるので、それにも足を運んでみる予定です。
小鎚第12仮設住宅の集会所では、愛知学院大学のボランティアが主催した、お茶っこ交流会と鉢植えの様子を取材しました。去年からボランティア活動をしており、今年は大槌町の他にも陸前高田市や大船渡市で活動を既に行ったそうです。震災で亡くなられた大槌出身の愛知学院大学の学生の親御さんの要望で、今年初めて大槌町でも活動を行ったそうです。参加していた2年生の早川さんは「人と人との絆が大切です。被災の話を聞くと、愛知も東海地震が来ると言われていて、人ごとではないと感じました」と仰っていました。
町民の方と懇談する3年生の中原さん(左)と1年生の村上さん(右)
同じ小鎚第12仮設住宅で、大槌祭りで行われる城山虎舞の生地を15年くらい縫っていらっしゃる中村明美さんにお話を伺いました。「伝統芸能だからやらなきゃいけない」と次世代へのつながりを大切にされていました。城山虎舞については城山虎舞Webを御覧ください。
(学生インターン・倉田 匠、三浦 義多佳)
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