#JCEJ 活動日記

日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalist)の活動を紹介しています!

サイト運営のヒントになる広告のしくみ〜子育てNPOの視点から〜

11月19に行われたワークショップ、「ネットメディア収益化の肝、ネット広告のしくみを学ぶ」のレポートをサポートメンバーの原田さんに書いて頂きました。原田さんは、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴの理事長で、この日も浜松から参加してくれました。

私はNPO活動をしており、小さいながらもポータルサイトを運営しているメディア側の立場にあります。今回、どのような話が出るのか興味を持ったため参加しました。

今回の講師はngi groupの森嶋さん。広告業界には代理店やメディアレップ(代理店とメディアの取次)という中間の企業が入っているとの話が印象に残りました。

「バナーリンク先のご提案をしたいクライアント様があり、探していたところ、貴サイトの掲載募集を拝見いたしました。概要を教えていただけないでしょうか」。普段、こんな問い合わせメールをもらうことがあり、よくわからなかったのですが、ようやくメールの意味がなんとなく理解することができました。

広告で収益を得るとなると、どれくらいの規模(アクセス数)を持っているかが指標になります。そうなると大企業が運営するサイトしかできないのかもしれないと思ってしまっていたのですが、森嶋さんから、複数のWebサイトの広告掲載枠をまとめて、広告配信できる「アドネットワーク」の紹介があり、大規模でなくても参加できるとのことで、検討しやすいと感じました。

さらに、森嶋さんからは、メディア側のポイントとして、メディアがどれだけの規模(アクセス数)をもっているかを考える、広告の置き場所や更新については日々の更新と手入れが必要、使えるテクノロジーはとりあえず取り入れてみるなどの話がありました。
他にも様々なしくみやシステムについてわかりやすいようにお話されていました。(学生運営委員の方からの報告を見てください)

自分の立場で考えてしまいがちですが、こういう場がなかったら、おそらく理解することもなかったかと思います。中小規模のメディアにとっては、サイトを継続運営していくのは並大抵ではありません。
継続費用を捻出するため、少しでも収益化を図るにはどうすればよいかを考えると、こうした広告枠をサイト内に置いて収益を得ることも考えるはずです。
現状、クライアントとタイアップして作成した広告など、1対1で、顔が見えるが手間のかかる従来型の純広告や手を出しやすいリワード広告くらいしかやってこなかったので考えるヒントになりました。

代表運営委員の藤代さんがPHPビジネス新書から出された「発信力の鍛え方」の終章“人とつながる”を度々読み返すのですが、その中につながるためのステップとして、テーマに関心のある人や同じ問題意識を持つ人と出会う確率が高いと言える勉強会やその後の懇親会に参加することも効果的だと書かれています。

今回は、クライアント、メディアレップ、メディアとそれぞれの立場の人たちがいて、ふだん、私にとってお目にかかれない分野の人々の思考や話題に触れることができました。

懇親会等で直に講師の森嶋さんに接することもできたので、今後、仕事の場面でアドバイスをお願いするチャンスがあるかもしれないと期待しています。
日常、接する分野以外の人との出会いは発想の転換ともなり貴重です。このようなワークショップに興味を持たれている方がいらっしゃるならぜひお薦めです。

(サポートメンバー 原田 博子)

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)

学生運営によるレポート記事はこちらです→ワークショップ「ネットメディア収益化の肝、ネット広告のしくみを学ぶ」を行いました